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かって、鈴鹿市・亀山市・関町では八十八の寺を巡るということが人々の間で行なわれていた。 古き良き昔を実感し、往時のルートを巡り地域の知られていない魅力を楽しみましょう。
◆第88番『高富山・石薬師寺』真言宗東寺派 鈴鹿市石薬師町 巡拝地図.石薬師Map
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■東海道五十三次の宿場の一つで、国道一号線沿いのこぢんまりとした寺
戦国の戦火のあと神戸城主一柳監物により、寛永六己巳年(一六二九)再建された。建物の規模は桁行三間、梁間四間、寄棟造。本瓦葺きで一間の向拝がつく。市内で最古の寺院建築。
石仏は花崗岩で像高一九○cm寺伝によれば、弘法大師が地面生え抜きの石に刻んだという。浅い線彫り、ほおはゆたかで、薬師仏として親しまれてきた。平素は秘仏であるが、十二月二十日の「おすす払い」には、洗い清められる。平安後期の作。
=鈴鹿市教育委員会の説明看板より= ※中央の写真は石薬師一里塚跡
御詠歌 : 名も高き 誓いも重き 石薬師 瑠璃の光は あらたなりけり
宗 派 : 真言宗東寺派
本 尊 : 薬師如来
開 山 : 泰澄、弘法大師
開山年 : 神亀三年(726 )
■西国四十九薬師 三十三番札所
寺名は本尊石薬師如来をまつることによる。
「聖武天皇のころ大地鳴動して巨石が出現し、その後弘法大師がこの石に薬師如来を刻んで開眼供養したという」。
古い山門を入り石灯籠の並ぶ参道をいくと、一休の「名も高き誓ひも重き石薬師 瑠璃の光はあらたなりけり」の歌碑がある。
石薬師忠臣蔵ウォークの写真記録
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◆第87番『福寿寺』浄土宗 鈴鹿市石薬師町
国道一号線から少し入った所に位置し、福寿寺の看板も無く住職も住まれておらず人の気配は全く無し。お墓にお参りに来る人が来るだけの寂しいお寺、地図に示された箇所にはこの本堂?のみがポツンと立っていた。
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