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臨済宗 臨済宗の宗祖は栄西(1141〜1215)により開かれた。 栄西が開いた臨済宗は、厳しい座禅修行と師との禅問答である公案を通し、言葉では言い表すことの出来ない悟りの境地を求める。 臨済宗は「釈迦牟尼仏」を大恩教主と仰ぐことから、本尊はお釈迦さまが多い。しかし、一般の寺院では本尊が薬師如来や観音菩薩、大日如来、文殊菩薩、また本尊脇に禅宗の始祖・達磨大師や臨済禅師を祀ったり、さまざまな明王や神像も本堂内に並んでいる寺もある。本尊を一定しないのが、臨済宗の特徴だ。 《 ご詠歌 》 第三十六番 正覚寺・・・・・わずかなる いずみにすめる正りうじ ぶっぽうしゆごの ちかいとぞきく 第三十七番 福善寺・・・・・六つのちり 五つのやしろあらわして ふかきにいだの かみのたのしみ 第三十八番 石上寺・・・・・ |
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伊勢国鈴鹿郡八十八箇所巡拝 第38番石上寺 |
延暦15年紀の真龍によって開基され、古くは承平年中、建久6年鎌倉将軍家代々の祈願所とも定められた古刹である。 本尊の秘仏「地蔵菩薩坐像」は60年毎に開扉される。
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