|
※クリックで大きい写真をどうぞ!
かって、鈴鹿市・亀山市・関町では八十八の寺を巡るということが人々の間で行なわれていた。 古き良き昔を実感し、往時のルートを巡り地域の知られていない魅力を楽しみましょう。
◆第77番『金剛山・江西寺』臨済宗妙心寺派 =鈴鹿市深溝町= 巡拝地図
■金剛山・江西寺(通称:だるま寺)
■東海白寿三十三観音 十七番札所
鈴鹿川に架かる庄野橋を渡り、国道一号線を越えて山の手へ6q程の所にだるま供養の行われている江西寺がある。
このお寺は、達磨大師による諸願成就の祈願寺で、臨済宗妙心寺派に属する禅寺。
祈願だるま祈祷祭が全国的に有名。
東洋文化の源流をなし不倒不屈の精神を今に伝える達磨大使から二十三代目の
日本達磨宗の開祖,大日能忍禅師により建久三年(一一九二)開創された古刹が
本寺です。寺号は「金剛山江西寺禅寺」と示されています。
本寺は特に武家寺として名をなし,大名,武将などの信奉が篤く,
後に松阪城主蒲生飛騨守,桑名城主松平氏等の祈願寺であったと伝えられています。
■祈願だるま祈祷祭:
本寺に起源をなす「願望成就御祈祷だるま」は、
本寺に伝わる秘法のもと毎年二月十一日大祈祷を行い、
数多くのだるまに片目を開けた諸願成就佛の分身としての精魂の入った
「だるま」であり善男善女の心願を成就する霊験顕かな祈願佛なのであります。
そして願望の成就した「だるま」は毎年達磨大師の命日に当たる十月五日に消姿大供養
「満願の火まつり」が行われます。
■日本一の大さつき:
本堂の東側にある庭園には、日本一大きい一株の銘木「大さつき」があり、
毎年六月一日前後には見事な花をつけ参拝者を感嘆させています。
又、奥にある七転八起の石組の(無聖庭)が有名です。
|
◆第76番 『佛徳山・泰應寺』曹洞宗 =鈴鹿市伊船町=
■佛徳山・泰應寺:東名阪の鈴鹿インターを下りて直ぐ脇の距離に佛徳山・泰應寺がある。
県道を外れた古い町並みを奧に入った所にひっそりと建っていた。
■『佛徳山・泰應寺』の梵鐘と鬼瓦
佛徳山・泰應寺の梵鐘は本堂の軒に設けられていて鐘楼堂は無い。
又、境内には立派な鬼瓦が置かれていた。
.
|
■鈴鹿のお茶畑:鈴鹿のお茶の生産量は日本で三番を誇っている。特に山の裾野までの丘陵地ではお茶の生産農家が多く見られる。お茶畑では茶の葉を揃える苅込作業が機械化されたトラクラーで老父が行なっていた。
|
■「龍が池」とお龍の霊碑」:伊船町の東名阪高速道路を越えた辺りに龍が池がある。龍が池は何度も切れる堤防に困り果て、『お龍』という娘が人柱になった…という言い伝えがある池『お龍之霊碑』は道路沿いの池の端に建っている。そして池の中央の島には『お龍』が奉られている小さな祠が建てられている。
龍が池伝説
|
|