★★ひめゆりの搭★★

★★沖縄本土復帰３０周年★★

早春の沖縄本島を半周３1０�q三日間のドライブ

太平洋戦争の捨石となった沖縄戦では、９０日の死闘で日米双に２３万余の犠牲者をだしました。平和祈念資料館には、沖縄戦の悲惨さを教訓とするための写真、兵器沖縄戦の経過パネルなど、各種資料が展示されてる。沖縄住民の総動員により沖縄戦に臨み、その１２万人余が犠牲となった。ひめゆり学園の女子生徒222名も陸軍病院に配置され、戦線に動員されて行くまでの様子が解説展示されている。全生徒の校庭での整列写真、200余名犠牲者の遺影、犠牲状況を観る時目頭が潤み、胸にジーンと来るものがありました。

幼い生徒らを米軍の包囲網の中で、投降を許さず、地獄の戦場に放り出し219名の尊い生命を失くした。言語を絶した当時の惨状は悲惨なものです。戦争体験も風化しつつある今日、アフガンの映像を茶の間のテレビで何気なく見過ごしてしまう情勢を思う時、深く考えさせられました。

沖縄戦の惨状を知ると、今回観て回った首里城の栄華、 鍾乳洞『玉泉洞』３０万年の年月が創りあげた自然の造形美、 沖縄本島の最南端にある喜屋武岬の３０ｍほどの断崖絶壁、 これらがひめゆり学園の悲劇とオーバーラップされて記憶に残った。

沖縄琉球村の民家

　　★★日本一早い桜まつり★★

本部半島の中央やんばる亜熱帯園を過ぎて、周囲の道路端には色とりどりの花々が咲き乱れ、季節感を一瞬忘れてしまうほどです。ハイビスカス、ブーゲンビリア、サルビア、マリーゴールド、バラ、日々草、そして晩秋のススキまで、ドライブの車窓を楽しませてくれます。

日本一早い桜まつりは標高４５３ｍの八重岳中腹に広がる公園を中心に眼下の瀬底島や、遠く東シナ海の沖縄海洋博公園を一望出来る眺望、山頂へ４�qに渡って続く山道沿いに、４０００本もの桜並木が見事でした。１月１９日〜２月３日まで桜まつりが開催中で、同年代の男女アマチァカメラマンが大勢賑わっていました。

沖縄半周310ｋｍのドライブ・絵日記

琉球王国の象徴首里城・思いでは蛸ライス？

王国の栄華が偲ばれる正殿は荘厳な雰囲気

『魔除け』の“シーサー”
値切るとご利益が無くなると言われて道の駅で￥600

万座ビーチホテル

沖縄を代表する景勝地万座毛

★★沖縄厚生年金休暇センター★★

波の静かな中城湾を見下ろす高台にある公共の宿。宿泊棟の隣にある日帰り温泉ではゆったりと檜の湯船で薬草湯につかり、夕暮れの海を眺め夕食は６階展望ラウンジで、星を散りばめた様な中城湾の夜景と、沖縄の食文化を肴に、古酒泡盛を味わいながらのひと時は格別です。

部屋は全室海を見下ろす１２帖の和室で大変広々として落着きます。この宿が年金受給者という事で一泊￥３２００です。ウレシイ限りです。