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![]() 南アフリカの総面積は約120万平方キロあり、日本(37万平方キロ)の約3.3倍にあたる。国土の大部分が温帯圏にあり同じアフリカといっても北端の一部熱帯圏を除き温暖な気候に恵まれている。南半球のため四季は日本の逆ですが夏季平均22℃冬季平均11℃と大変に過ごしやすい国です。その広い国土に総人口2200万人の典型的な多人種国家を築いており人口構成は大別して4グループにわかれ白人17%、カラード(混血)10%、インド・マレー系3%、バンツー族(黒人)70%となっている。日本人の地位はオノラリーホワイト(名誉白人)で日常生活において不便を感じることはありません。 ![]() (注追記:1991年のアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃と94年の民主政権の発足により、南アフリカは、対話による人種対立解決と融和の象徴の国とされている。) 全世界の74%の産出量をほこる金、ダイヤモンドをバックにしたこの国の富裕さは広大な国土を縦横に走る道路網にも見ることができる。アメリカ、カナダに次いで世界第3位の規模を誇る南アフリカの道路は全長32万キロで、そのうち28万キロは舗装され東名高速並みの道路が各都市間を延々と結ばれている。これらは全て無料のうえ貨物は原則として鉄道輸送によると規定されているのでトラックは少なく車の流れは実にスムーズです。 南アフリカの表玄関ヨハネスブルグは経済都市で海抜1800mの高原地帯のまっただ中に1886年世界最大の金鉱脈発見でできた金鉱の町が、ゴールドラッシュとともに急激発展を遂げたもので町の周囲にそびえるボタ山群が昔の面影をしのばせてくれる。 南アフリカ行政府の首都プレトリアは、海抜1,400mの高原にある都市でヨハネスブルグからは60キロ。サバンナの中を一直線に切りひらいたすばらしいハイウエイをガンガン飛ばし40分ほどで到着します。街路樹が多く優雅な所で、折から全市が日本の桜に似た藤色の花を咲かせるジャカランダが一斉に咲き素晴しい景観でした。
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