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「うなぎ」
今日は「土用の丑」、ちなんでうなぎを食べました。 昨今うなぎも年中出回っているので「土用の丑」にうなぎを食べなくてもいいくらい そこで「うなぎ談義」でも・・・ うなぎも最近やっと完全養殖に成功しました。 三重県の水産総合センターの田中秀二さんがやってくれました。 三重県は偉い人が多いですね。 今までシラスからの養殖は出来てもなかなか卵からは孵化しても育てることが出来なかったのです。 一番のポイントは餌にあったそうですが・・・ それがなんとさめの卵で見事に成功しました。 ご存知のようにうなぎは鮭と反対で深い海の中で生まれて、川や湖に入って成長します。 そしてまた、深い海に帰り、卵を産んで死ぬ。 これが大西洋ではサルガッソー海で卵を産むことは分っているのですが、太平洋のウナギの産卵場所はまだはっきり分っていません。 ウナギの卵は木の葉の形をしたレプトケパルスという透明なものになり、それがシラスになって、成長したウナギになります。 ウナギは魚の中でも寿命が長く、50年は生きます。 勿論人間が食べなければ・・・の話ですが。 だから時々大ウナギが発見される時があります。 アマゾンにも2mを越す電気ウナギが棲息していますが、これは普通のウナギと種類が異なるようです。 この電気ウナギは800vも出すことがあるそうですから、人間も殺されます。 ウナギは地方によって方言がいろいろあります。 徳島では「オナキ」、北海道では「カワヤツメ」、長野では「スペラ」、茨城では 「ガヨコ」・・・ 夫々の出身の皆さん如何でしょうか? そうそう、ウナギは陸に揚げてもなかなか死にませんよね。 これは水の中では鰓呼吸していますが、陸に上がると皮膚呼吸するからです。 それでウナギのぬめりを取ってしまうとすぐ死んでしまいます。 今日、親戚の人が40年前のやけどで入院しました。 皮膚も馬鹿に出来ませんね・・・ウナギと同じく。 |
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Res:
ホントですか?
ウナギが卵から完全養殖が出来たなんて凄いことですね。これはノーベル賞ものですよ。 稚魚は浜松ではメセロと呼んでいました。 今から55年くらい前迄は、夜、馬込川堰横の水道で金網を使えば面白いように捕れ、 1〜3kg/一晩は普通でした。 中学生の良い小遣いになり、眠い目をこすりながら授業中に自慢しあっていました。 その後、日本の河川が汚れて天然遡上が無くなり、反比例してウナギが庶民の口に入るようになったので、浜名湖の養鰻業は大変栄えましたが、メセロを台湾から輸入していました。 航空便で取り寄せるのが当時としては、いかにも高価な感じがしたものでした。 それが、20年前頃だったか日本のもぐり業者が台湾へ、メセロの輸出をしたとかで逮捕されました。輸出禁止品目だったのですね。 もうその頃は、台湾の養鰻業が競争力が付いて、成魚が日本へ雪崩込んできました。 その台湾も、今は中国(安い労働力・特に南方は育ちが早い)に負けたようです。 養鰻業の盛衰、稚魚の国際的移動の変遷を眺めていると、機械製造業だけでなく全ての業種で猛烈な生存競争をしている事が良く分かります。 ただ、養鰻業の場合は、加えて河川環境が大きく影響していると言えます。 我金庫さんの言われることが本当だとすると、これからは、河川環境に関係ない部分で別の競争が始まるわけですね。 20年前ベネゼーラのカラカスで食べたメセロの土鍋オリーブオイル・ボイルは、大変美味しくて感激したことがありましたが、そういう贅沢がひょっとすると実現するかもしれませんね。 |