|
(第76番)如意寺
如意寺は元暦元年(1184)年、後鳥羽天皇の勅願所として創建され、当時は一山九坊の本堂です。山号の「雨宝山」とは、「雨乞い」を意味し、本尊・地蔵菩薩は運慶の作。数多くの霊験が伝えられる秘仏です。又、八十年に一度しか開帳されない地蔵菩薩は近郷の農民から厚い信仰を集めている。 |
|
(第74番)蜜厳寺
蜜厳寺は、雨宝山如意寺一山四坊のうちの一坊で、弘法大師の祈願所でもあります。ご本尊の十一面観世音菩薩は「佐布里の祈願所」としてなじみ深く、薬師堂の薬師如来は、心の病を取り去り、所願成就の仏様として信仰されています。又、境内にお祀りする天神社は、知恵を授かる祈願の絵馬が多く掛けられていました。 |
|
(第75番) 誕生堂
七十三番正法院の境内から四十段の石段を登ると弘法大師がご本尊として祀られる「誕生堂」があります。75番札所として建立された「誕生堂」のいわれは、四国霊場第七十五番札所「善通寺」が、弘法大師御誕生の地であることに由来します。 |
|
(第73番) 正法院
雨宝山正法院は、元暦元年(1184)に後鳥羽天皇の勅願所として創建された。如意寺一山九坊の本坊でした。その後の戦乱が襲い一山九坊と共に焼失。明治初年の寺院廃却令によって、一山四坊を残すだけになった。本坊である当院では、76番如意寺と75番誕生堂の管理に当たっています。
|
|
(第77番) 浄蓮寺
当寺は、「雨宝山如意寺」の一山九坊中の一坊として開創され、明治の初めに行なわれた神仏改正により浄蓮寺となりました。現在は札所五ヶ所が建ち並ぶ佐布里の入り口に建っています。七十七番は喜寿に通ずるとの思いから、弘法大師の霊験にちなむ、「長寿箸」「中風除け箸」等が有り、参拝者に喜ばれております。 |
■歩いて知多四国霊場を全15回で巡拝。まいるほどにご利益が! |