[ミシガン湖の釣り]
オサカナ百話
写真は投稿者の意図と異なるかもしれませんが、ご容赦を・・・
写真は「シルバー・サーモン」です。

【 第 62/100話 】
back next
「ミシガン湖の釣り」
シカゴの販売店主のカーさんに誘われてミシガン湖でシルバー サーモン釣りをしたことがあります。 ボートを出しトローリングのようなやり方で水面から2〜3メートルの ところで疑似餌を引きます。 あまり面白い釣りではなく釣果も体長50Cmのシルバーサーモンが わずかに1尾と言うものでした。

この時期、大西洋から湖に鰯か鰊に似た小魚(名は忘れました)が 産卵のために遡上してきて、それを追ってシルバーサーモンがやって 来るのだということでした。
この小魚は産卵を終えると生を終わって 岸辺に打ち上げられ、事実そのときも、波打ち際は死んだ沢山の魚で白く 縁取られていました。

当時わが国では水質汚染防止のキャンペーンが張られていて、米国に 出かける前に朝日新聞で「ミシガン湖の水質悪化のため魚が大量死して 周辺は悪臭で満ちている」との記事を読んだばかりだったので、その 話をカーさんにすると彼は笑って湖の水をコップに掬って飲んで見せ たのでした。
釣もさることながら、これからは新聞に騙されまいぞの 想いを強くした一幕でした。
次のお話へどうぞ!