石薬師 卯の花の里  鈴鹿のデジカメ散歩へ

*** 「信綱かるた道」 と満開の 「卯の花の里」  2008/4/30(水) ***

♪夏は来ぬ♪
作曲者:小山 作之助
作  詞:佐佐木 信綱


(1) 卯の花の匂う 垣根に
  時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて
  忍び音もらす 夏は来ぬ
(2) さみだれの 注(ソソ)ぐ山田に
  早乙女が 裳裾濡らして
  玉苗植うる 夏は来ぬ

(3) 橘の薫る 軒端(ノキバ)に
  窓近く 蛍飛び交い
  おこたり諌(イサ)むる 夏は来ぬ
(4) 楝(オウチ)散る 川辺の宿の
  門(カド)遠く 水鶏(クイナ)声して
  夕月すずしき 夏は来ぬ

(5) 五月闇(サツキヤミ) 蛍飛び交い
  水鶏鳴き 卯の花咲きて
  早苗植えわたす 夏は来ぬ



お好みのスライドでどうぞ!(写真18枚)

◆信綱かるた道・・・

 地元鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱顕彰会(市川琢也会長)が平成17年、信綱の短歌から50首を選んで信綱かるたを作成。健康ブームで石薬師宿を歩いて訪れる人にも知ってもらおうと、一昨年秋、うち28首を紹介した額28枚を掲示し、「かるた道」と名づけた。 平成19年アルミ製に一新された、新しい額は鈴鹿市石薬師町から同市上野町の1・8キロ間に郷土に関する歌、代表歌など三十六点に増やし設置。大きさは横40センチ、縦60センチのアルミ製で、郷土を詠んだものなど信綱の短歌と、関連の絵が描かれている。絵と文字は同市十宮町の辻善衛さんがボランティアで担当した。
 (街道沿いの歌額の写真↑クリック12枚をスライドアルバムでご覧下さい)



◆佐佐木信綱資料館

 歌人であり、国文学者として有名な佐佐木信綱(1872〜1963)は、鈴鹿市が生んだ偉人としても知られています。この佐佐木信綱記念館には、第1回の文化勲章をはじめ、信綱の著作や遺品を展示する資料館・生家・蔵・文庫があり、信綱の遺愛品、書簡、原稿、書籍、短冊など、約5000点が所蔵されています。生家は昭和45年に移築され記念館として開館、資料館は昭和61年に完成しました。 (入館無料 見学は9時〜16時30分)











四季の花めぐり