朝日新聞 | 中日新聞 | 読売新聞 |
毎日新聞 | 日経新聞 | 産経新聞 |
「般若心経」は、古代インドで生まれた仏教経典です。原典は、600巻にものぼる「大般若心経」で、その深い叡智のエッセンスを本文262文字にまとめたものです。 もともとは、古代インド語である梵語(ぼんご・サンスクリット語)で書かれ、その後、漢語(中国語)に訳されて中国に渡り、それが日本に入り広まりました。 日本で、広く親しまれ、日本仏教の多くの宗派で読誦され、写経されています。 「般若心経という真言(しんごん)は、とても不思議な力を持っている。私たちが朝夕にこれを読み、唱え、深く考えて日々に実践すれば、生まれながらの煩悩(ぼんのう)を除くことができる。その真言の呪文の一字一字には、無限の神秘な力が含まれている。だから、必ずその功徳によって自らも利益が得られ、他の人にも利益を及ぼすことができる。また日常の心に、超然とした心境を持つことができるのである」といわれています。 |