第七十七番 金剛山 江西寺
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ご詠歌
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ふか溝 こうぜい寺
ねがひをば ぶつどうりうに
いれはてて ぼだいの月を
みまくほしさよ
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毎日の心構え |
*その-5
筆をとれば字が書きたくなり、楽器をとれば音をたててみようと思う。杯をとれば酒のことを思い出し、さいを持てば転がしてみたくなる。人の心は必ず事に触れておこるものであるから、かりそめにも善くない戯れをしてはいけない。たとえ信心の心が起こらなくても数珠をとりお経をとったら、怠りのうちにも善業が自ら修せられるものである。散乱の心ながらでも坐禅の床に坐ったら、知らず知らずのうちに心が安定してくるものである。 =徒然草=
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第七十六番泰應寺
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第七十八番西光寺
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