読物の部屋その23
★日和田山ロッククライミング教室参加記★ ーーーーー大沢 敏夫  

趣味の山登りをより安全なものにするため専門家に教わってきた。 ここでも中高年の女性のパワーを感じる。 以下の手記を関心のある方は読んで下さい。

日和田山ロッククライミング教室参加記
● 日 時:2000年5月18日(木)AM8:40〜PM6:00
● 主 催:山歩きが3倍楽しくなるM&M倶楽部
● 講 師;新井美紀雄
● レベル:初心者
● 費 用:9500円+レンタル料1000円
(ヘルメット・シットハーネス・エイト環・ 安全環用カラビナ)
● 参加目的:山登りを始めて8年目になるが一度も専門家の指導を 受けたことがない。
特に、危険が予想される岩登りの基本を教わること。

〔追記〕
8時10分家発。雨が本降りで降っている。天気予報では午後から晴れ。女影のセブン イレブンで昼食のパン・ウーロン茶を購入。通勤時間帯で車が多い。渋滞の高麗川で は高麗川団地内を通る。集合時間の8時40分ちょうどに西武池袋線高麗駅に着く。 今、登山家で一番人気の岩崎元郎氏(元本田狭山工場勤務)が20名くらいのパーテ イを連れている。M&M倶楽部の講師:新井氏のグループは女性5名、男性2名でい ずれも中高年の計7名。後で知るが最高齢は70歳の女性。メンバーの顔ぶれを見て、 今日の実技のレベルは低いかなと思う。

雨が降っているので高麗駅のキップ売り場前 の屋根の下で準備運動を行い、まずロープワークの練習を30分位行う。高麗川の河 畔のスペースに車を置き、日和田山の岩場へ。雨は止む。まずロープワークの続きを 行い、岩登りの練習を始める。岩は雨で濡れている。10mくらいのロープを張り3 点確保の練習を始める。順番待ちの時間が長い。すると新井講師はすばやく40m位 ある男岩の最上部からロープを降ろす。今日、靴(定価42000円の結構良い靴)を新調してくる。靴の感触の確認を含めてこの40mの岩登りをトライする。

救命ロープ があるが、おっかなびっくり。何とかできる。1cmくらいの出っ張りの足場に全体 重がかけれるようにすることが課題。新しい靴ではそれが可能なはずであるが最初は 恐くてチャント出来ない。新井講師によると5mmくらいの岩の出っ張りを足場とす ることが可能だという。参加者の最年長は70歳の女性であるが、女性全員が岩場の 最上部まで登ってきたのには感心する。1〜2cmくらいの岩の出っ張りを足場に出 来れば短いコンパスの人、力のない人でも相当な岩登りが出来ることの証明を見た感 じがする。

懸垂下降も初めての経験。この懸垂下降は、高校の学園祭のとき、山岳部 が校舎の2階から体を壁に垂直状態にして降りてくるのを見て感心した記憶がある。 これも楽にできる。新井氏は丁寧に教えてくれる。安全のための簡易サポートの仕方 など大いに参考になる。
18時解散。参加費用は9500円と器具のレンタル費用1000円と安い。
              ----完---

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