| 読物の部屋その10 |
| ★HDD の故障を体験して★ 1999年2月25日(長瀬 英一) 今回、我が愛用のPCが故障して幾つかの不快で不便な体験をしましたが、こんな事は古参の方々みなさんは既にご経験済みで、珍しくもなんともない 当たり前の現象でしょうが、同好の皆さんには新規参入の方々も多い事 ですし、小生の拙い経験をお伝えして参考にしていただこうと考えました。 2年前に購入したデスク・トップ型PCが小生の Internet を支えているマシンですが、これまでは順調に稼動しておりました。(もっともCPUが不調な時、それが機械の所為か、ソフトに起因するのか、操作方法が間違っているのか、それらの複合現象なのか、素人には判別出来かねる場合が多いのが問題です。) そのCPUのHDD(ハード・デイスク)が突然故障して、マシンは完全に停止、モニター画面は消えて真っ黒でどのキイを叩いても応答なしとなりました。 さて、困った、と言う事態に陥ったのです。 1月24日(土)午前10時ごろ、前夜に届いた MailにOff Lineで返事を作文していた時、突然CPUのミニ・タワーから「カチャン、カチャン、・・・」と周期的なノイズ音が発生し始めました。 これまで経験したことの無い事態に驚き慌てふためいて“T社PCダイアル” (ユーザーへの質疑応答・支援サービス機関)に電話して、そのノイズ音を聞かせたところ、それはHDDがイカれる前兆と思われるから、重要データなど早急にコピーを取っておいた方が良いだろうと強く勧告されました。 そりゃ大変! とばかり、フロッピーに主要なコレポンなどを移し始めて 数分も経たぬ内に、ガラガラッと大きな破壊音と共にデスプレイの画面は完全に暗転し、ウンもスンも言わなくなってCPUは完全に停止して了いました。 HDDはCPUの心臓とも言うべき中心的機能部分であり、また、メカトロ ニクスである事から機械的に故障し損耗する構造を持つ、言わば消耗部品の一つでもある訳です。 (それにしても、たった2年でイカれる なんてケシカラン! 品質PLに問題ありイです。) そして事実、簡単に交換可能なように設計されています。 HDDをPCショップなどで購入して、自分で入れ替える方法もありましたが、 大事を取ってPCメーカーの出張修理サービスに依頼しましたら、 来宅したのは中年過ぎた頼りない修理屋で、ドライバー1丁で部品を交換しただけで、 あとはOSソフトの再立ち上げもやらず、ソフトでのデジタル電話回線連結 (こいつが相当にヤヤこしい)も確認せずに15分程で帰って行きました。 あの程度の作業と技術では、わざわざ修理サービスを頼む必要も無かったと思いました。 そして帰ってから気付いたのですが、故障したHDDはサービスマンが持ち帰ったらしく見当たらないので、即刻電話したのですが、HDDは取り替えたのを客には渡さない方針だと言うのです。 秋葉原あたりでは、壊れたHDDを修復してくれる処があると聞いてましたので、 なんとかファイルの中身を出来るだけ回収したい、そして修繕したHDDを予備部品として取っておこう、と考えたわけですが駄目でした。 2・3日経って、¥42、630 と 大変高い請求書を送り付けて来ましたので、技術料 6、000 と 出張料金 5、000 の合計 ¥11、550 は送金したらすぐ電話があって残額はどうなってるかと聞くので、故障したHDDを返して呉れたら残金を支払う、こちらはあのHDDの中身をなんとかして回収したいから、と返事しました。 しかし、もう1週間を過ぎますが、その後ナンにも言って来ません。 それは単にHDD部品の故障に留まらず、OSソフトからそれまで蓄積された データから往復文書、その他ファイルの全てが消滅し、CPUを購入した最初の時点に立ち戻ってゼロから再出発し直さなければ成りませんでした。 そいつの方が余っぽど大変な作業で、時間と労力を強いられて、再立ち上がりまで、丸一週間を要しました。 幸い、ビジネスの主要文書やデータ類、住所録などは毎週末、定期的にフロッピーに記録してありましたから、致命的なダメージは免れる事が出来ました。 これは諸先輩の示唆・勧告を守ったお陰だと考えています。 しかし、白紙状態に立ち戻ったCPUに先ずリカバリー・ソフトをセットして、以降にアップ・グレイドして来たソフト類を慎重に順次投入し直して行ったのですが完全には旧状に復元出来ないのです。改善された部分もありますが、微妙に使い勝手が異なり、戸惑っているのが 現状です。 HDDは万一壊れても、個人で簡単に修復できます。 デスク型でも OKです。またノートブック型ならば、部品屋に現物を持ち込めば、その場で入替えて修繕して呉れるそうです。費用も1/3〜1/2、グンと安く済む筈です。 HDDはCPUの中でも、一番コワれ易いアキレス腱のようです。コンピュータは機能も飛躍的に拡充し、価格も下がり、信頼度も上がった現代文明の利器には違いありませんが、所詮機械ですからコワれる事は免れません。 それを前提に付き合う事が肝心かと思う次第です。 以上 投稿読み物の頁に戻る |