Newzealand旅行記その4
間欠泉、KIWI、土蛍     ★熱湯間欠泉とKIWI★


可愛い子羊達に名残を感じながら私達はさらに東南の方向に下がってゆき、北島での有名な観光地であるROTORUAに向かった、ここは丁度アメリカのイエローストーン公園のように天然の温泉が到る所に噴出している広大な観光地でした。

元々ニュージランドはイギリス人が探検して後にイギリスの植民地になる前はMAUI系の原住民が住んでいました。 地名を見ても判る様に地方の地名は殆どが現地の言葉です、見たところ住民の半数以上がMAUI系の顔をしています、体格も頑丈で有名な最強のラグビーチームといわれる「オールブラックス」もこの屈強な体格のが幸いしている様です。

この写真はROTORUAにある湖ですが対岸のところにある噴煙は到る所から温泉が噴出しています、丁度別府の地獄めぐりのような光景もあります、足元からもボコボコと沸いていて手を入れると熱いくらいです、TOPの写真は中でも有名な熱湯が噴出する間欠泉で公園になっています。温度は95℃という高温です、噴出時間はあまり決まっていませんが丁度遭遇しました。

ニュージランドの国鳥といえばあの有名なKIWIです、私達はそのKIWIが見れるという小屋に入って観察しました。植物のキウイはこの鳥に似ていると言う所から名前が付いたと云います、KIWIは元々夜行性の鳥である為目は殆ど見えず、夜出てきて長い嘴で土の中の虫をとって食べているそうです、その生態が見れるという所に行きました、2匹いるとのことですが真っ暗い中で微かな明かりを便りに瞳をこらしましたが残念な事に物陰に頭を突っ込んでいるお尻が見えました、勿論大きな声を出す事とカメラは厳禁です。上の写真はこれは剥製のKIWIで見世物用です。

上でも述べましたがニュージランドはMAUI系の先住民族が多数住んでいるのでこの様なトーテムポールを時々見かけます、良く見ると舌を出しています、これは敵を威嚇する時にやる態度で女は目をむきます、又挨拶はおでこをつけて鼻をこすり合わせます。バスを降りる時に全員やらされました。

★土蛍★
ROTORUAの温泉群から少し南西に行った所に珍しい土蛍の生息するWAITOMO鍾乳洞がありますここは鍾乳洞としてはそう大きな規模ではありませんが中に降りて行くと地底湖がありそこで船に乗って土蛍を見ることが出来ました。

この蛍は明かりと音に敏感なので船に乗ってから一切の明かりと私語は禁止です、案内人は手の届く所に張られたワイヤーを手探りながら船を進めます、天井を見ているとまるで壮大な銀河を見ている様な光景が広がります誰も一言も喋らない静寂の中で静かに頭上を通りすぎて行く銀河Bを見ていると本当に幻想的になりました。
上の写真で説明すると蛍というと優しい感じですが実はマッチ棒位の芋虫で捕食の為に粘着力のある糸をたらしBC光に誘き寄せられた小動物を捕食するのだそうです、蛹Dから成虫@になると2〜3日で死んでしまいます。その成長サイクルはこうなっています。 この蛍は洞窟でなくとも生息はしているようですが、群生しているのはここだけとのことです。

私達はそこのホテルでディナーショーを見ました、このショーはMAUI系の先住民族のショーで勇ましい男達と南洋的な女性の華麗な雰囲気の入り混じったものでした。 忙しい毎日でしたが充実した一週間でした、最後に下に掲載してあるAUCKLANDの町の中にある山の頂上から360度の夜景を楽しみ夜行便にて想い出とお土産を満載にして帰国の途についたのだった。


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