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*** 地蔵の大松 2008/10/16(木) ***

 天然記念物 「地蔵大松」の由来。  伝説によると、蘇我氏と物部氏が仏教信仰を巡って対立し物部氏を滅ぼした。以来曽我氏は、仏教以外の礼拝を厳重に禁止した。そのため地蔵菩薩を信仰礼拝していた当地周辺の人々は、礼拝していた石像の地蔵菩薩をそばの堀に沈め、ひそかにこの場所を後世に伝えるため目印として、小さい松の木を植えておいたのがこの地蔵大松といわれる。享保17年の夏、干ばつで稲作が枯死寸前となった時、地蔵菩薩の近くの湿地堀り、湧水堀の工事中、地蔵菩薩が出土されたので享和二年八月大松のそばに地蔵堂を建立し、お祭りしたものが現在に至っている。地蔵大松の幹に太さは6.7m・枝の張りは東西32m・南北26m・樹高は約20mあり、他にあまり類を見ない巨木のため、三重県の天然記念物として指定された。     =平成八年三月七日=  鈴鹿市西玉垣町自治会
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地蔵大松地図
地蔵大松 地図